特定建築物について[第3回] 設備管理事業部

前回は特定建築物の維持管理についてお話ししましたが、今期は各管理項目のうち、空気環境の調整と管理についてお話ししたいと思います。

 

①空気調和設備を設けている場合の空気環境の基準

ビル管法における空気調和設備とは、『エアフィルター、電気集じん等を用いて外から取り入れた空気等を浄化し、その温度、湿度及び流量を調節して供給(排出を含む)ことができる機器及び付属設備の総体』を言います。これは、浄化・温度・湿度・流量の調節という4つの機能を備えた設備の事です。

②機械換気設備を設けている場合の空気環境の基準

ビル管法における機械換気設備とは、『外から取り入れた空気等を浄化し、その流量を調節して供給することができる設備』を言います。これは、空気調和設備が持つ機能のうち、温度調節と湿度調節の機能を欠く設備の事です。

 

上記2つの設備を設けている場合、居室において基準に概ね適合するよう、空気環境を測定し、維持管理に努める必要があります。空気環境の測定は、特定建築物の通常使用時間中に各階ごと居室中央部の床上75㎝以上150㎝以下の位置において専用の測定器を用いて行います。

 

次回は給排水管理についてお話します!